【自己紹介】編集者・ライター「CareerBlend」桑野愛子のプロフィールと活動内容
はじめまして。
編集者・ライターとして活動している桑野愛子です。屋号は 「CareerBlend(キャリアブレンド)」といいます。
このブログでは、私のこれまでの歩みや大切にしていること、そして日々の発信をお届けしていきます。
まずは、私の今までのキャリアや大切にしていることをここに記載したいと思います。

キャリアのはじまり:リクルートで「九州じゃらん」編集者として企画力を磨く
社会人として最初に携わったのは、日系航空会社での地上職。空港で多くのお客様と接する日々を通して、「相手の立場に立って伝えること」の大切さを学びました。
その後、株式会社リクルートに入社し、旅行情報誌『九州じゃらん』の編集を担当。記事の企画から取材、執筆、編集までを一貫して任され、観光や旅の魅力をどう読者に伝えるかを徹底的に考え抜きました。誌面構成や見出し設計、写真やイラストの使い方など、企画力と構成力を徹底的に学んだ経験は、現在のすべての仕事の土台となっています。
担当業務は編集記事の制作にとどまらず、観光地のオリジナルグルメや体験コンテンツの提案、プロモーション企画など多岐にわたりました。また、テレビやラジオへの出演を通して情報発信の幅を広げ、編集者としての役割を超えた経験を積むこともできました。ありがたいことに、クリエイティブ賞も複数受賞。編集者としての基礎力と同時に、地域と読者をつなぐ「発信者」としての視点を育むことができました。
リクルートで私を指導してくれた先輩方には感謝してもしきれません。

物語を書くことへの挑戦:舞台脚本・シナリオ執筆と放送作家協会での活動
編集者として記事制作に携わる一方で、「もっと深く人の心に届く言葉を書きたい」と思うようになり、舞台脚本やシナリオの執筆に挑戦しました。複数のシナリオコンクールで最終選考や3次選考まで進出し、その経験がきっかけとなって演出家の先生に声をかけていただきました。フジテレビのヤングシナリオコンクールでも選考が進んだ経験があります。
ご縁をいただき、日本放送作家協会九州支部に所属。舞台脚本やラジオドラマのシナリオを執筆するほか、シナリオコンクールの審査員も担当しました。ストーリーを紡ぐ現場に深く関わる中で、人物の背景や感情を描き切る力を磨くことができました。
こうした脚本・シナリオ執筆の経験は、現在のインタビュー記事や広報コンテンツにおいて「一人ひとりのストーリーを掘り下げて伝える」という強みに直結しています。

教育と広報の経験:美容専門学校での広報と発信
次に携わったのは、大手美容専門学校グループでの教務・広報の仕事です。学生のサポートや授業運営に関わる一方で、入学者募集の広報活動にも取り組み、目標としていた入学者数を達成することができました。
また、学科の公式SNSを新たに立ち上げ、在校生や卒業生の活動、学科の魅力を発信。さまざまな企画を経験することで「教育の現場での広報」という新しい視点を得ました。
そして何より、美容専門学校で働いた経験を通して、美容そのものに強い関心を持つようになりました。このときに芽生えた興味が、後にnoteで執筆しているコスメ記事へとつながっています。

noteのおすすめ記事にも選んでいただいた、コンビニコスメの記事
日本語教育と外国人支援
大手専門学校グループで教務や広報を担当していた頃、教育の現場に立ちながら「自分自身でも授業をしてみたい」という思いが芽生えました。とりわけ興味を持ったのは言語学。そこで働きながら学び、資格を取得し、日本語教師の道へ進みました。
日本語教師として国内の日本語学校で授業を担当し、留学生と日々向き合うことにやりがいを感じていました。外国人が日本で安心して暮らし、学ぶために必要な支援を、自分の授業や広報活動を通して届けられることが大きな喜びでした。
しかし、コロナ禍で日本語学校に通う学生数が激減。安定して日本語教師を続けることが難しくなり、キャリアを見直す転機を迎えることになりました。
地方創生とクリエイティブの仕事
その後、再びクリエイティブの分野に戻り、地方創生や自治体プロポーザルを専門に扱う会社へ入社、部署の立ち上げから経験させていただきました。プランナー、ディレクターとして企画立案や現場指揮を担い、管理職にも任命いただきました。
3年間で累計5,000万円規模の自治体プロポーザルの売上を達成し、福岡市や東京都世田谷区をはじめとする自治体のSNS発信業務を中心に、多彩なプロジェクトに携わりました。広報戦略の立案から実施まで一貫して関わる中で、成果を「数値」で示す責任感と、地域の声を拾い上げて「物語」に仕立てる手応えの両方を味わいました。
数多くの学びを与えてくれた会社に感謝しつつも、もっと自分自身の視点で発信していきたいという思いが強まり、独立を決意。2024年10月から準備を始め、2025年4月に完全独立を果たしました。

独立後の主な活動内容
自治体広報・PRサポート
独立後も、自治体プロポーザルにはチャレンジしており、株式会社フォーナさまとの共同入札で、現在は東京都江戸川区のSNS発信業務に関わらせていただいています。
江戸川区の区民の方の情報発信のサポートが主な業務で、自分が住む、江戸川区の魅力を伝えていきたいと思っています。
BtoB企業取材・記事制作
企業さまの導入事例記事や、BtoB向けのインタビュー記事を多数執筆しています。経営者の方や担当者の方の思いを引き出し、サービスや製品の価値を正しく伝える文章を制作しています。読者目線を意識したストーリー設計により、営業資料や広報媒体としても活用されています。
日本語教育・記事執筆
登録日本語教員として、日本語学校で授業を担当。授業現場の経験を活かし、日本語教育に関する記事執筆も行っています。教育の専門性を背景に、現場感覚を大切にした文章を心がけています。外国人の方へのインタビューや、自治体、企業様にむけたやさしい日本語講座も対応可能です。
note・SNS運用サポート
個人・企業・自治体のnoteアカウントやSNS運用を支援。記事テーマの設計、構成、執筆、公開スケジュール管理まで一括で対応しています。自身のnoteでは累計11万PV・スキ4,000超えを達成し、編集部おすすめ記事に2回ノミネート。文藝春秋コンテストで特選記事を受賞した経験もあります。
会社員時代は多くの自治体様のSNS運用支援やSNS講習を経験させていただきました。
CareerBlendに込めた思い
「CareerBlend」という名前には、これまで培ってきた多様なキャリアを“ブレンド”し、依頼者や読者にとって価値ある形で届けたい、という思いを込めています。
自治体広報、BtoB取材、日本語教育――異なる分野を横断しながらも、共通するのは「言葉で人と人をつなぐこと」。今後もこの視点を大切に、心に届くコンテンツをつくり続けていきたいと考えています。
記事制作や広報・SNS運用について、「外部の視点で整理してほしい」「伝わる形にまとめたい」と思われた方は、ぜひお気軽にご相談ください。小さなご依頼からでも対応しております。